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補修材料

加熱注入式ひび割れ補修材

SRKシール H

「SRKシール H」は、シンレキ工業の改質アスファルト技術を応用したアスファルト系加熱注入式
ひび割れ補修材です。
道路舗装が劣化していく初期段階のひび割れを補修することによって、道路舗装の寿命を延ばします。

SRKシールH 施工後

舗装面のひび割れは、放置しておくと雨水が浸透し舗装体の破壊を招く結果となります。
「SRKシール H」を用いて既設舗装の維持、補修を行うことにより、既設舗装破壊の進行が
抑制されます。
これにより舗装の寿命が延び、安全性も向上します。

SRKシールH 荷姿 施工
特 長
  • 軟化剤の効果により、溶解時の粘度が低く作業性に優れています。
  • 充填後の交通荷重により、ひび割れの細部および深部まで充填されます。
  • 特殊添加剤の効果により、既設舗装との接着性に優れています。
  • 改質材の効果により、温度変化に強く、寒冷期の脆化によるひび割れや、盛夏時の
    フラッシュによるべたつきが発生しません。
  • ダレ抑制剤の効果により、耐ダレ・耐流動性に優れています。
用 途
  • 既設舗装のひび割れ補修
  • 段差修正
  • リフレクションクラックの抑制
使用方法
  • 充填箇所のひび割れ内部とその周辺を、エアコンプレッサーなどを用いて、ゴミやホコリを
    清掃、除去します。
  • 充填箇所とその周辺にプライマーを散布します。
  • 「SRKシール H」を溶解釜で完全に溶解します。 溶解温度は 180 ℃ にしてください。
  • 充填箇所に注入機などを用いて充填・流し込みをしてください。
  • 小規模の場合は、ひしゃく・やかんなどを適宜用いて作業することもできます。
  • 放冷後に交通開放します。この時必要に応じて材料面に石粉を散布してください。
基本物性
試験項目・条件 代表性状 社内規格 試験方法
密度( 15 ℃ )g/cm3 1.24 報告 JIS K 2207(ハバード比重瓶)
針入度( 25 ℃ )1/10 ㎜ 30 10 ~ 40 JIS K 2207
軟化点( R&B )℃ 92.0 80.0 以上 JIS K 2207
流れ( 60 ℃ )㎜ 0 5 以下 舗装調査・試験法便覧
引火点( COC )℃ 285 260 ℃ 以上 JIS K 2265

 

使用上の留意点
  • 材料の加熱溶解および充填作業の際には、火傷などの事故を防止するうえで、長袖作業着、
    作業手袋(革手袋等)を必ず着用してください。
  • 火災防止上、溶解釜周辺は十分に整理し、可燃物を近づけないでください。
  • 「SRKシール H」の溶解は撹拌しながら行い、できるだけ局部加熱がないようにしてください。
  • 充填に適切な温度は 180 ℃ です。
  •   低すぎても細部に「SRKシール H」が行き渡りにくくなります。
  • また、200 ℃ 以上で長時間加熱しますと、「SRKシール H」の劣化を招き耐久性が悪くなります
    ので、溶解温度には注意して下さい。

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